催眠療法 ヒプノセラピー ATLAS 自由が丘 目黒

お客様の声

 

 

愛知県 Aさん(女性)

 

私の場合、うつ病に陥った原因は職場のパワーハラスメントでした。職場に行くのが辛くなり、上司に顔を合わせたくないと思うあまり不眠の症状が現れ始めます。

 

ほとんど寝ないまま日々を過ごせば判断力の低下を招き、体力は落ちてしまいます。こんな時こそせめて食事をしたいところですが、不眠と並行して食欲も落ちていく。どうしようもなくなり、身近な人に相談をしてみてもどうにもならず、状況は悪化していくばかりです。ストレスは高まりますがはけ口が見つけられず、ついに目に見える形、「腕をかきむしる」になってあらわれたのだろうと、いま振り返れば思えます。


パワーハラスメントが原因であることはあきらかであったので、会社をやめましたがうつ病は治るわけではありませんでした。原因と遠ざかっても心に負った傷は簡単には癒えないということです。目に見えないだけに、自分にどんな症状がでているのか自覚するのは治療への第一歩ではないかと私は思います。医師やカウンセラーに自分の身に起きていることを説明しなければ向こうも治療のとっかかりがつかめないためです。


わたしが自覚し、症状・状態としてでてきたのは
・不眠
・食欲の減退
・自傷行為
 腕をかきむしる
 リストカット
 高所からの飛び降り衝動
 拳を柱などに打ち付け続け、血が出てもやめない
・イライラとした気持ちがおさまらない
・逆に、不安であるという気持ちがおさまらなくなる
・激しい運動をしたわけでもないのに心臓が胸をおさえなくてもわかるほどにドキドキす  る
・周りの人に不機嫌に当たり散らす
・普段楽しいと思いやっていた趣味を少しも楽しいと感じなくなってしまう
・思考が落ち込み、常に考えがネガティブになる
・人と会い、話すことが億劫で嫌になる
・何に関してもやる気が起きなくなる
・うつ病の原因となったパワーハラスメントの内容がフラッシュバックする
・別の会社に勤めてもパワーハラスメントの記憶が邪魔をする
など。少し思い出しただけなのでこれくらいですが、まだまだたくさんあったように思います。


これを治療するのですから、医師、カウンセラー、そして自分自身にも大変な根気が必要です。薬を飲むことで出ている症状に抑えられるものもありますが、心に負った傷など、なおすために薬を塗るわけにもいきません。カウンセラーとの対話により少しずつ自身の傷と向き合い、乗り越えていく。傷と向き合うことは苦しく辛いことです。しかし、心にあいた傷の手当にはこれが唯一の手だてではないかと思いました。時間が癒してくれる傷もあるでしょうが、時間をかけても癒えない傷だってあるのです。それを癒す薬となって治す手だて、傷との向き合い方を教えてくれるのがカウンセラーであると思います。


もっとも、自分自身に合った治療方法を施してくれるカウンセラーでなければ薬になるどころか傷口に塩をこすりつけるような結果を招いてしまいます。私は何人かのカウンセラーの先生に会いましたが、なかなか自身にあった方と出会えず、
「カウンセラーは治療するなどと言って私の話を聞くくせに、むしろ私の傷をえぐるようなことばかりを言う。話せ話せという癖に何を話しても胸の苦しさはとれない。カウンセラーに合って話すことになんて意味などないのではないか?」
そんなことすら思うほどカウンセラーに対して疑心暗鬼になっていました。


そうではないのだと気付けたのは、自分に合ったカウンセラーの先生に出会えたからでした。


安宮先生はそれまでに合ったどのカウンセラーの先生とも違っていました。紹介してくれた父から「催眠療法をする人らしい。」と聞いて、はっきり言ってしまうと初めに抱いた印象は「え、なにそれ。うさんくせー。」でした。今まで催眠療法を使って治療するカウンセラーの人なんかに会ったことがなかったし、そもそも催眠って何?手品でもする時みたいに相手をいきなり眠らせたりするの??などと、大変失礼なことを思いました。ですが、いままでにまったく会ったことのないタイプのカウンセリングであるということに興味をひかれ、「一度くらいなら会ってもいいかな。」という軽い気持ちでカウンセリングをうけてみることにしました。


催眠治療と聞いて私と同じく胡散臭いなどと考えてしまったなら、「え?催眠?」という少しの興味と、「まあ一度くらいなら。」という軽い気持ち。そんなものを携えて一度うけてみるのもいいかと思います。意外なところで自分に合った治療に出会えることもあります。

 

催眠、というので初め身構えていたのですが、別に不思議な力を使って無理やり治療、というわけではありません。たとえば、私に出ていたイライラするという症状がとても強くでているとき、それをおさめるためにほんの少し催眠という力を借りる、といった具合です。

身構える必要もなく、少しの間目を閉じて、先生の話に耳を傾ける。言われたことや質問されたことをぼんやり想像してみる。そうすると、治療を受ける前よりすっきりしている。カウンセリングの助けとして力を借りるような形で使われていると思います。

そして、先生の治療はとても根気強く、催眠をつかった治療だけでなく、キチンと親身になって話を聞いてくれるし、聞かれても話したくないことは話さなくてもいい。催眠治療も、始める前に「今日はこんな風な催眠をしようと思うのだけどどうか?」と確認をとってくれ、やりたくないと思ったなら「やりたくない」と言えばやらなくともよい。
ゆっくりと対話し、その日の私自身に強く出ている症状を確認したりしたあとそれにあった催眠治療をする。こうして私に出ていた症状を少しずつ軽くしていき、停滞していた気持ちに動く力を与える。このカウンセリング方法が私にはとても合っていたんだと思います。


人によってとらえ方は違うと思いますが、私にとってうつ病は、普段の生活を続けるのを難しくしてしまうやっかいな病気でした。現れる症状や精神状態に自分の行動が引きずられいってしまうからです。ですが今、最初にあげた症状はほとんどおさまっており、特に自傷行動など、今の私から考えればなぜそんなことをしたのかと当時の私に問いかけたいくらいに遠いものになっています。

 

人に会いたくないどころか話をしていなかった分、誰かと話したいし、外に出てみようという気になって、今は学校にも通えるようになりました。会社でなく、学校などに通って資格を取ってみようなどという行為にすら「また誰かからパワーハラスメントに似たような行為をうけてしまうかもしれない」と考えていた私からは想像もできない快挙であると思います。

趣味にも再び楽しみを見出せるようになり、どこかにぽいっと捨てられていた「自分自身」というものを取り戻せたような気分です。忘れていた感覚を取り戻すにつれ、人生の中にちりばめられている楽しさを再び見つけられる力を取り戻せたことを今、実感できています。